リリース予定について
TECS 開発ブログのメンテをずいぶんとサボってしまいました。
しかし、TECS の開発は進んでいます。
毎週のように svn リポジトリは更新しているのですが、公式リリースが出ていないため、TECS-wg の ML を購読している以外の方は、TOPPERS プロジェクトに参加されていても、開発が進んでいるのかどうかわからなかったかもしれません。
1年前にリリースしている ET ロボコン用のバージョンからでも 150 項目程度の変更を行っています。
今年は、TOPPERS カンファレンスのタイミングで、以下のものの公式リリースを予定しています。
1)tecs_package for OpaqueRPC
TOPPERS/ASP+TECS 対応の TECS RPC パッケージ
2)TOPPERS/ATK1+TECS
このほかにも TOPPERS/SSP+TECS もリリース可能なレベルになっています。
(開発者都合により、公式リリースには至らないかもしれません)
今後 TECS (あるいは TECS ジェネレータ) の新機能を紹介したいと思います。
(TECS の使い方が、そもそも説明できていないかもしれませんが)
しかし、TECS の開発は進んでいます。
毎週のように svn リポジトリは更新しているのですが、公式リリースが出ていないため、TECS-wg の ML を購読している以外の方は、TOPPERS プロジェクトに参加されていても、開発が進んでいるのかどうかわからなかったかもしれません。
1年前にリリースしている ET ロボコン用のバージョンからでも 150 項目程度の変更を行っています。
今年は、TOPPERS カンファレンスのタイミングで、以下のものの公式リリースを予定しています。
1)tecs_package for OpaqueRPC
TOPPERS/ASP+TECS 対応の TECS RPC パッケージ
2)TOPPERS/ATK1+TECS
このほかにも TOPPERS/SSP+TECS もリリース可能なレベルになっています。
(開発者都合により、公式リリースには至らないかもしれません)
今後 TECS (あるいは TECS ジェネレータ) の新機能を紹介したいと思います。
(TECS の使い方が、そもそも説明できていないかもしれませんが)
NEP の TECS 講座
NEP の TECS セミナーが開催されます。
2010年度は3月10/11日に開催されましたが、2011年度は、7月28/29日の開催となります。
「携帯型端末で学ぶ、はじめてのコンポーネントベース開発 ~ TECS 入門 ~」
これまで TECS による開発手順が中心でしたが、今回はコンポーネントベース開発のもう少し上流(コンポーネント図ができるまでの手順)について、講義内容を補強する予定です。
2010年度は3月10/11日に開催されましたが、2011年度は、7月28/29日の開催となります。
「携帯型端末で学ぶ、はじめてのコンポーネントベース開発 ~ TECS 入門 ~」
これまで TECS による開発手順が中心でしたが、今回はコンポーネントベース開発のもう少し上流(コンポーネント図ができるまでの手順)について、講義内容を補強する予定です。
組込みコンポーネント技術
組込みコンポーネント技術…もちろん、組込みソフトウェアのためのです…に関する書籍がほとんど皆無ということに、先日改めて気付きました。ちなみに、これは、NEP のTECS 入門のセミナーを受講していただいた方からの、質問に回答するために調べたものでした。
調べてみて、組込みコンポーネント技術について解説している書籍で、見つかったのは
「組込みシステム基盤技術全集 vol.3 組込みソフトウェア開発技術」
情報処理学会 組込みシステム研究会 監修
沢田 篤史/平山 雅之 編著
CQ出版
なのですが、ここに書かれていることは、どちらかというと一般的なコンポーネント技術が主体となっています(なんとなく TOPSE のコンポーネントベース開発の講座に似てるかも)。組込み用としてはちょっと弱いかもしれません。この本自体は、コンポーネント技術だけでなく、種々のソフトウェア工学のテーマを取り上げた、教科書になっています。
さてさて、コンポーネント技術一般に関する書籍がないのかというと、そうではありません。
「コンポーネントベース開発」をタイトルにもつ書籍は、非常に少ないのですが、COM, JavaBeans, CORBA CCM など、コンポーネントシステムを解説した本は、たくさん出ています。
これらのベースは、オブジェクト指向や分散技術にあります (すみませんが、JavaBeans のベースに分散があるかはよく知りません)。分散技術はともかく、オブジェクト指向技術の概念を理解していれば、どのようにコンポーネントに分割するかの上流技術は、概ね満たされるので(*)、コンポーネントベース開発の書籍がほとんどなく、各コンポーネントシステムの使い方の解説書が多いのかと思います。
* コンポーネント技術の方が扱う粒度が大きく、アーキテクチャやプロダクトラインなど、より戦略的な考え方ができると思います
ということで、組込みコンポーネント技術を促進するためにも TECS の解説書を早くつらないといけないなと思った次第です。
調べてみて、組込みコンポーネント技術について解説している書籍で、見つかったのは
「組込みシステム基盤技術全集 vol.3 組込みソフトウェア開発技術」
情報処理学会 組込みシステム研究会 監修
沢田 篤史/平山 雅之 編著
CQ出版
なのですが、ここに書かれていることは、どちらかというと一般的なコンポーネント技術が主体となっています(なんとなく TOPSE のコンポーネントベース開発の講座に似てるかも)。組込み用としてはちょっと弱いかもしれません。この本自体は、コンポーネント技術だけでなく、種々のソフトウェア工学のテーマを取り上げた、教科書になっています。
さてさて、コンポーネント技術一般に関する書籍がないのかというと、そうではありません。
「コンポーネントベース開発」をタイトルにもつ書籍は、非常に少ないのですが、COM, JavaBeans, CORBA CCM など、コンポーネントシステムを解説した本は、たくさん出ています。
これらのベースは、オブジェクト指向や分散技術にあります (すみませんが、JavaBeans のベースに分散があるかはよく知りません)。分散技術はともかく、オブジェクト指向技術の概念を理解していれば、どのようにコンポーネントに分割するかの上流技術は、概ね満たされるので(*)、コンポーネントベース開発の書籍がほとんどなく、各コンポーネントシステムの使い方の解説書が多いのかと思います。
* コンポーネント技術の方が扱う粒度が大きく、アーキテクチャやプロダクトラインなど、より戦略的な考え方ができると思います
ということで、組込みコンポーネント技術を促進するためにも TECS の解説書を早くつらないといけないなと思った次第です。
Interface 誌に TECS の記事が掲載されました
このところ、ブログを書く時間がなく、この半年間、放置状態になっていました。
しかし TECS 開発に進捗がなかったわけではなく、少しづつですが進んでいます。
さて、WG メンバーによる TECS の記事が Interface 誌に掲載されましたので、ご紹介します。
Interface 誌 2011 年 7月号 (5月25日発売)
コンポーネントで組み上げる
MINDSTORMS NXT用プラットホームTOPPERS/ASP+TECSを使いこなす
PDF のリンクがおかしいですね… (5月29日現在)
ついでに、著者名も「安積 卓也」さんとなっていますが「石川 拓也」さんとの共著なのでした。
TECS の基本と ET ロボコン用のプラットフォームの使い方を解説しています。
ET ロボコンに参加されない方でも、TECS にご興味があれば、是非お読みください。
しかし TECS 開発に進捗がなかったわけではなく、少しづつですが進んでいます。
さて、WG メンバーによる TECS の記事が Interface 誌に掲載されましたので、ご紹介します。
Interface 誌 2011 年 7月号 (5月25日発売)
コンポーネントで組み上げる
MINDSTORMS NXT用プラットホームTOPPERS/ASP+TECSを使いこなす
PDF のリンクがおかしいですね… (5月29日現在)
ついでに、著者名も「安積 卓也」さんとなっていますが「石川 拓也」さんとの共著なのでした。
TECS の基本と ET ロボコン用のプラットフォームの使い方を解説しています。
ET ロボコンに参加されない方でも、TECS にご興味があれば、是非お読みください。
tecsgen -R オプションを指定したら INITIALZE_TECSGEN() を呼び出すこと
私の備忘録でもありますが、TIPS を記します。
tecsgen で -R オプションを指定した場合
を忘れずに呼び出す必要があります。
-R は、RAM initializer コードを生成することを指定するオプションです。
RAM 上に置かれる var の初期化と、CB (var)から INIT(attr) へのポインタの設定が行われます。
このため TECS のコードが呼び出される前に INITIALIZE_TECSGEN が呼び出されなくてはなりません。
なお INITIALZE_TECSGEN は global_tecsgen.h に定義されたマクロです。
tecsgen で -R オプションを指定した場合
INITIALZE_TECSGEN()
を忘れずに呼び出す必要があります。
-R は、RAM initializer コードを生成することを指定するオプションです。
RAM 上に置かれる var の初期化と、CB (var)から INIT(attr) へのポインタの設定が行われます。
このため TECS のコードが呼び出される前に INITIALIZE_TECSGEN が呼び出されなくてはなりません。
なお INITIALZE_TECSGEN は global_tecsgen.h に定義されたマクロです。




